気まぐれメモブログ2019

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タグ:加計学園

加計獣医学部の錬金術疑惑は天才的


加計グループは全国に20以上の学校を経営する。

年間収支[出典:加計グループの事業計画(平成28年度)]

千葉科学大学 ▲約3.7億円
倉敷芸術科学大学  ▲約5億円
岡山理科大学の黒字  +約15億円
※2015年からの3年間で日本私立学校振興共済事業団から計52億5000万円を借り入れ

年間収支は厳しい。なのになぜ加計学園開学を目指すのか?

岡山理科大学獣医学部の新キャンパス→土地を今治市から無償譲渡
施設建設費192億円の半分(96億円)を市からの補助金
建物は倍の値段で見積もり坪相場70万円を150万円で見積もり

「注目すべきは、今回の新キャンパスの建築単価が異様に高く見積もられている点」
建設費のうち造成費や設備費を除くと148億円。坪単価は約150万円
建物は鉄骨造で、国交省の統計(2016年建築着工統計)によれば同構造の相場は坪単価70万円弱

同じ国家戦略特区の枠組みを利用した千葉県成田市の国際医療福祉大学は、鉄骨造よりも高くなる鉄筋コンクリート造なのに坪単価は88万円。 

施工監理を担当するのが加計グループのSID創研(建設コンサル)

グループの建設コンサルを使って建設費を2倍に設定し、その半額分の補助金をもらう。その上で建物を一般的な坪単価で造ることができれば、加計は自己負担なしで校舎を建設できる。 

今治市「施設の設置経費にはグラウンド等の整備費も含まれており、坪単価150万円は割高ではない。支出の段階において経費の明細を審査する」(企画財政部企画課)と回答。

「市議会に提出された資料によればサッカーグラウンドとテニスコート3面。駐車場も平面で多く見積もっても10億円はしない。相場の2倍という水準は変わらない」(前出・黒川氏)

しかも、加計学園の借入金52億5000万円の担保は岡山理大と倉敷芸大の土地と建物。
倉敷芸大は今治同様、倉敷市から土地を無償譲渡、建設費も補助金を受けている。 

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加計スキームまとめると


土地を無償で譲渡を受ける。



建物は倍の値段で見積もり半額補助金を受ける



その土地と建物を担保に借り入れ



キャバクラで豪遊




そもそも獣医学部新設の目的

不足している公務員獣医師の養成(とりわけ四国地域)
先端的な生命科学の研究と教育
鳥インフルエンザや口蹄疫など感染症対策の強化
教育水準の向上


1、最低限共通的に教育すべき内容を十分に教育できていない大学がある。

2、新たな分野(獣医疫学、動物行動治療学等)への対応が十分取れていない。

3、将来のキャリアと学びを関連付ける教育に課題がある。

4、獣医師として求められる実践的な力を育む教育(実習科目や応用系・臨床系の講義科目等)に課題がある。

5、大学ごとの分析として獣医師養成課程の規模の小さい大学に課題が多い。

問題は欠陥だらけの獣医学教育をどう改めるか、だった。

先の調査研究協力者会議は既存の16大学体制に手をつけないことを前提に、共同学部の設置やコアカリキュラムの見直し、共用試験の導入などを提言した。

日本獣医師会も学部新設に猛反対した。文科省の方針はこうした路線をそのまま踏襲している。

これに対して、安倍晋三政権の国家戦略特区や規制改革を担う有識者たちは「大学間の競争による教育・研究水準の向上」を目指した。大学でも企業でも、競争こそが研究開発や提供するサービスの品質を高め、事業や教育を活性化させる。私もそう考える。

競争なきところには、怠惰な退廃が残るだけだ。既存の体制を温存したまま補助金をばら撒いても、無駄遣いが続いて大きな効果は望めない。それは現実が実証していた。

本来は大学合計で930人と決められた定員が1200人に水増しされ、文科省がそれを黙認していた件も「獣医学業界」のデタラメぶりを象徴している。教育水準を高めようとするなら定員を守らせるのが当然なのに、文科省は逆行を許していたのだ。

なぜ定員を水増ししていたか。大学の収入が増えるからだ。かつ、なぜ学部新設に反対したか。獣医学部の競争率は近年、平均15倍に達していた。学部を増やせば当然、1学部当たりの競争率は下がる。それは1学部当たりの受験者減少=受験料減少を意味する。

大学関係者ならだれでも知っているが、毎年の受験料収入は大学の収入の大きな部分を占めている。獣医学部が新設され、受験者がそちらに移ってしまったら、自分の大学に来る受験者数が減って大変な収入減になってしまう。それを恐れた。

ようするに、獣医師会と既存の大学は研究教育体制の欠陥を認識していながら、実際には定員水増しと新規参入を阻むことで自分たちの既得権益を守ろうとしていたのである。

安倍晋三首相も出席して行われた衆参両院の閉会中審査での「加計学園が今治市に獣医学部を新設する話は今年1月20日まで知らなかった」との答弁が、野党の集中砲火を浴び、マスコミでも厳しい批判を受けたことで、加計学園問題に関する安倍首相の疑惑は解消されるどころか、ますます深まっており、一向に沈静化する兆しはない。 急速に下落し「危険水域」に入ったと言われている内閣支持率の回復も見込めず、安倍内閣は危機的な状況に陥っている。 

こうした中で、まだほとんど注目されていないが、 Tomoaki Kitaguch(北口)氏による【 加計問題の真相?(フィクションとしてお楽しみください)】との注目すべき記事が、フェイスブック上に登場している。 ご本人も、「より多くの方に、この考察を読んでいただきたい」と了解してくれたので、以下に全文を引用する。 

新たな報道を見聞きして、「加計問題の真相」は、巷で議論・想定されている内容とは違うところにあるのではないか、と考えるようになりました。 以下、報道されている情報を基に、国家戦略特区ワーキンググループ(以下、特区WG)の視点から構成した「フィクション」(少なくとも、現時点では)を掲載します。 信じるか信じないかは、あなた次第です。 

*   *   * 

『獣医学部新設の制限は、株式会社による農地保有の禁止などと並んで有名な岩盤規制だ。 だから特区WGは、2013年の特区制度設立時から、「国家戦略特区がこれらの岩盤に穴を開けなかったら、国家戦略特区の存在意義を問われる」と考えていた。』(特区WGについて、WG座長・八田氏) 

安倍首相のビッグスポンサーであるが故に「籠池氏の二の舞」とならないだけで、加計学園は「利用された」のだ。 渦中の人となっている、安倍首相・萩生田氏といった政界の大物たちも「利用された」のだ。 誰に? そう、「規制緩和ありき」で獣医学部新設を推進してきた、特区WGに、だ。 

現在の疑惑の中心は、安倍首相・萩生田氏を始めとする官邸関係者だが、獣医学部新設の実働部隊は、特区WG・内閣府。 実働部隊が共有する行動理念は「何がなんでも、獣医学部を新設し、岩盤規制を打破する」というもの。 つまり、当初は「加計ありき」というより「規制緩和ありき」だった。 

悩みの種は「どうすれば、文科省と獣医師会をねじ伏せられるか」ということ。 彼らにとっては、岩盤規制にドリルで穴を開けることさえできれば、特区の指定先はどこだって良かった。 

獣医学部新設は、特区WGの「実績づくり」のために、致命的に重要だ。 「日本の検疫行政の未来」や「石破四条件との適合性」といった観点から、慎重に政策の妥当性を検討する暇などない。 
最速で規制緩和をしなければならない。 

しかし、文科省と獣医師会の抵抗は、想定以上に強力だ。 「特区が実現しさえすれば、メリットのエビデンスは腐るほど付いてくるはず…。 そうなれば、文科省や獣医師会はぐうの音も出なくなるのに…」。 市場原理を妄信する特区WGは、皮算用を始めていた。 

16年3月時点で公募に応じたのは、加計学園と京都産業大学の2校。 「平成30年開学」というゴールから逆算して考えると、京都産業大学では間に合わない。 長年申請を続けてきた(程度が低かったのか、15回却下されているが)加計学園の方が、準備も進んでいるはずだ。 

8月に地方創生相が、石破氏から山本氏に代わった。 これを「官邸からのメッセージ」と捉えた特区WGは、ついに加計学園に白羽の矢を立てる。 「規制緩和ありき」が「加計ありき」に変わった瞬間だった。 

「加計学園で、ほぼ確定」と内定を伝え、開学への準備を急いでもらう。 一般公開されていない裏情報を渡したり、申請書の内容にアドバイスしたりして、認可のハードルを下げるといった工作もした。 

文科省・獣医師会の同意を未だ取り付けられていない中で、「見切り発車」を一私大に求めることには、懸念もあった。 交渉が上手くいかなかった場合、莫大な損失を与えながらも、政府として責任を取ることは不可能、という事態に陥りかねないのだ。 しかし、特区WG内部では、「加計学園なら、大丈夫だろう」という打算があった。 加計学園の、圧倒的な「政治的コネクション」に賭けたのだ。 

http://blogos.com/article/237659/ 

加計問題についての真理を着いている。

違法かそうでないか?
不正であるかどうか?

じゃなくて

「外形的公正性」が保たれているか?

が問題。



以下、橋下氏のツイート
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(加計学園問題)国会議員は司法における除斥・忌避・回避の理論を勉強すべき。 便宜を図ったのか、加計ありきだったのかは水掛け論。そうではなく外形的に公正性が保てていたのかどうか。 大阪では外形的公正性という概念を徹底的に導入した。当初、役所職員は不正がないのに何それ?という顔だったが。 

(加計学園問題)不正のあるなしにかかわらず外形的公正性を保てていなければ政治行政としては失敗。 知事・市長時代、不正が確定しなくても外形的公正性が保てていないということで公募手続きをやり直したことがある。不正がないのにどういうことだ!と議会から猛批判を食らい、役所も渋々だったが。 

(加計学園問題)役所がそもそも需給調整などやるのはナンセンス。 加計学園が獣医学部を新設するなら大変結構なこと。しかし後の公募手続きとごっちゃになり 特区諮問会議で加計学園が選定された形になったのが問題。その選定者の最高責任者に安倍さんが入っていたことが大問題。不正の有無ではない。 

(加計学園問題)安倍さんは加計理事長と獣医学部の新設について話したことはないと言う。 むしろ逆だ。加計さんが特区申請する情報をしっかり把握して、その案件のときには議長を離れるか、少なくとも直近期間は飲食・ゴルフを止めるべきだった。加計さんも安倍さんに特区申請の意向を伝えるべきだった 

(加計学園問題)特区とは政治の力をフルに発揮して国の法制度の例外を実現するもの。 ゆえに政治は外形的公正性には最大限の注意を払わなければならない。 加計さんも安倍さんに特区申請の意向をしっかり伝えて、外形的公正性が疑われないように対応すべきだった。 安倍さんが知らなかった方が問題だ。 

http://blogos.com/article/236762/
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総理のお友達・根本匠・元復興相が作成した文書が書いた「加計言い逃れカンペ」の出来の悪さ 
2017.07.31 
http://www.news-postseven.com/archives/20170731_600149.html?PAGE=1#container 

安倍晋三首相は7月24~25日に行なわれた加計学園問題の閉会中審査に万全の体制を敷いて臨んだはずだったが、政府側の答弁は「加計ありきではない」という自己正当化に終始するのみだった。 致命的だったのは2年前に提案された加計学園の獣医学部の申請を「今年1月20日まで知らなかった」という安倍首相の説明だ。官僚出身の自民党中堅議員が語る。 

「仮に、加計氏本人の口から聞いていないとしても、国家戦略特区を認可するのは総理の権限なのだから、事務方から耳打ちされていたはず。そうでなければ役人の職務怠慢になる。あの答弁ひとつで疑惑を払拭するどころか、逆に不信感を強める結果になった」 

なぜ、「真摯に説明」するはずだった国会答弁が逆効果になったのか。安倍首相は閉会中審査の前日、「私邸に秘書官らを集めて答弁の予行演習をした」(政治部記者)とされる。 

本誌・週刊ポストは私邸での想定問答に使われたと見られる資料の1つ、「根本メモ」を入手した。「NAIS」(※注)と呼ばれた首相の若手議員時代からの盟友の1人、根本匠・元復興相が作成した文書で「2017年7月20日」の日付がある。 【※注/1999年に4人の自民党議員で結成された政策研究会。会名は所属議員それぞれの頭文字「N(根本氏)、A(安倍首相)、I(石原伸晃・経済再生相)、S(塩崎恭久・厚労相)」を取ったもの】 

首相動静によると、この日、根本氏は午後3時36分から官邸で安倍首相と2人で会談しており、その際に渡された可能性が高い。 

●加計問題の本質
①「官邸の意向で特区の決定プロセスが歪められ、総理の友人だから認められた」
②「獣医師不足に悩む愛媛県と今治市が、獣医師の空白地帯である四国に獣医学部を誘致したいと提案して、岩盤規制に風穴をあけて認められた」

①と②の視点によって、立場はまるで変わる。

 
〈論点1 加計学園ありきか? →提案主体は愛媛県と今治市〉 

〈論点2 官邸の影響があったのか? 特区の決定プロセスが歪められたか? →国家戦略特区の制度上あり得ない〉 

──などと加計疑惑への反論(言い逃れ)ポイントをA4判3枚にまとめたもので、内容は“本番”での安倍首相や山本幸三・地方創生相の答弁と一致している。

「加計問題については報道を見るといろいろ誤解があり、本質が理解されていない。そこで根本が『自民党議員の共通認識になれば』とこの資料を作成し、所属の宏池会の会合でも配布している」(根本事務所) 

宏池会議員は「すでに派内では“総理と一蓮托生にならないよう距離を置いたほうがいい”というムードが高まっている。根本さんとしては改造を控えて“猟官運動””のポイント稼ぎを狙ったのかもしれないが、文書はほとんど読まれていない」

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予算委で“加計問題”集中審議 

加計学園問題をめぐり国会では閉会中審査が開かれている。

前川前文科次官「和泉総理補佐官から「総理は自分の口から言えないから自分が言う」と対応を促された」と証言。

安倍首相「李下に冠を正さずという言葉があります。私の友人が関わることでありますから、国民の皆様から疑念の目が向けられることは、もっともなことであります。思い返しますと私の今までの答弁において、その観点が欠けていた、足らざる点があったことは、率直に認めなければならないと思います」

安倍首相「獣医学部新設について「指示をしたことは一度もない」」と改めて否定。 

安倍総理「加計さんとは学生時代からの友人であるが、彼が私の地位や立場を利用して何かを成し遂げようとしたことは、ただの一度もない」

前川喜平 前文部事務次官「私自身は総理からは、直接伺ってはおりませんが、(去年)9月9日と記憶しておりますけども、和泉首相補佐官から“総理は自分の口からは言えないから、代わって私が言うんだ”とこういうお話がございました」

和泉洋人 首相補佐官「いまおっしゃった“総理が自分の口から言えないから、私が代わりに言う”。こんな極端な話をすればですね、私も記憶が残っております。そういった記憶は全く残っておりません。したがって言っておりません」

民進党 大串博志 衆院議員「言わなかったんですか、言った記憶が無いんですか」

和泉洋人 首相補佐官「記録が残っていないので、記憶に従って答えるしかないんですが、言わなかったと思います」

民進党大串議員「事実を解明するカギはここだ」

安倍総理は「国会運営は国会がお決めになること」

安倍総理「加計学園の申請を知った時期について、「今年1月」」と答弁。 

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