【尖閣諸島】中国、海上の民族戦を準備か 数日前に国防部長が国民に呼びかけ
日本の海上保安庁は2016/8/8、東シナ海の尖閣諸島水域で14隻の中国の警備艇が発見。
その前の土日には同水域にはおよそ230隻の中国船籍の漁船と6隻の大型船が侵入。
日本外務省は中国に断固とした抗議を申し入れた。
その前の土日には同水域にはおよそ230隻の中国船籍の漁船と6隻の大型船が侵入。
日本外務省は中国に断固とした抗議を申し入れた。
同時に中国の軍事活動の活発化は南シナ海でも展開されている。2016/8/6、中国国防省は中国空軍の大型爆撃機H-6,スホイ30数機を含む軍用機を使って南沙諸島海上で軍事警備飛行を行ったと発表。
それによれば飛行ミッションは空中での防衛および攻撃方法の策定だった。
数日前、中国の常 万全 国防部長は国民に対して「海上の民族戦」に備えて準備せよとまで呼びかけ、民間防衛に取り組む必要性という構想を振りかざした。
中国はかなり強硬な声明を展開。
中国はかなり強硬な声明を展開。
- 係争諸島は中国が軍事力を行使してまで守り抜く用意。
- 諸島は中国のものであり、それは中国が守らねばならないという考えに基づいている。
- 中国が誰かを襲うことはないかもしれないが、軍事大国としての姿を見せ付けたい。
- 中国は長きに渡り、経済大国としての姿をアピールしてきた。
- 次は海上軍事国としてアピールしたい。
- 中国は他国の領土侵犯を行い、他国に対して軍隊を行使する構えにない。
- 自国の軍事、政治史の中で中国はそうした行為を一度も行なっていない。
- 中国軍には予備兵も加えて500万人以上の兵士。
- 過去5年で日本ともベトナムともアジア太平洋地域における中国との対立国とも状況は激しく悪化。
- ハーグの国際裁判所の判決は中国にとっては領土論争について国際舞台で初めて手痛い負け。
- 中国は今まで一度もこうした反駁を受けてこなかった。
- 中国には何が何でも要求は通すという姿勢を見せ付ける事が非常に重要。
安倍首相コメント
日本もフィリピンもベトナムもタイもそのほかの国々もみな中国の貿易パートナーなのだ。
これで戦争でも起きたら瞬く間に貿易も、何もかもが瓦解してしまう。
米国の役割は最も重要だ。仮に米国が介入を決めたとすれば、東方南方アジアの紛争に発展してしまう。これは非常に悪いシナリオだ。
米国が艦隊を派遣せず、制裁という脅しだけで済ませれば、シリアスな軍事展開を抜きにした、だらだら長引く紛争に留まる。
1989年の天安門事件では、米国は中国に対する制裁を発動。しかし、何の成果ももたらさなかった。なぜなら米国は貿易相手国として中国に非常な関心を抱いていたから。
今もまた、同じような展開になる可能性はある。
恐らく中国は経済問題で伸び悩んでしまっている愛国心を再び盛り返そうとしているものと見られる。
こうした場合はベクトルの先を対外の敵に向けるほうが都合がよい。
中国が軍事上のプレゼンスを高め、中国国内ベクトルを外の向けようとしている。
こうした場合はベクトルの先を対外の敵に向けるほうが都合がよい。
中国が軍事上のプレゼンスを高め、中国国内ベクトルを外の向けようとしている。